正義とは

自分は家族も兄弟も友達もみんなが好きです。
近くても人なので意見のぶつかる事を避けては通れませんが、話し合い、お互い納得し尊重し受け入れる事でより絆が深まると思うのです。
自分の父はまだ元気で誇りに思う1人です。
定年で退職しましたが警察官でした。
父は現役の時は星一徹級に厳格な人。
自分も何度か正義について討論しました。
自分「現行犯で誰もが非道だと確信する凶悪犯を捕まえた時、先ず目ん玉くり抜くか最低でも両膝打ち抜いて欲しい。その場で撃ち殺してもいい。そう感じている警官はいないのだろうか。警官が1人1人自分の様な考えだったらもっと安心した世界じゃないのかな?」って。
父は物凄く優秀な人だし、自分も若く父の難しい答えに反論出来なかった。
父は色々な人に未来があり正義があり法があり其々の家族や取り巻く全てをお前は見れてないと。勉強してからものを言えと怒られた。確かにそうだったが、今も変わらないと昨日思った。そんな事件ばかりでヘドが出る。

原発や安保についても父と話した。
俺は共産党は支持出来ないけど、原発や第9条改正に反対だし今の利害が一致したんで投票したよって。三宅洋平君の話しもした。
父は自分の投票した党は教えてはいけないと言った。しかし、書かないと伝わらない事もある。
父は若い日に学生運動の際、撃たれて意識不明になっている。もしあそこで父が死んでいたら自分も兄弟も生まれていなかった。
でも、父は今も共産主義者を恨んでいない。
正義は勝った者や全てが悪い物じゃないのを知っているから。あの時に少しでも違ったら学生運動の中にいたのかもと。
赤軍を筆頭に共産主義が時代を巻き込み、学生までがAK47や火炎瓶を持った時代。
それでもあの時、国は民主主義を通した。父はあの時の政治家が優秀だったから今の生活があると言った。とても考えさせられた。

話しは最近に戻る。
ダウンダウンは好きだけど松本氏の反原発派のミュージシャンが電気を使っている、みたいなバカなコメントを見て哀しくなる。
反原発派は自然エネルギーから電力を作り出す事を推進しているんだ。影響力のある人が過った情報を流すと鵜呑みにして多くの人が更に過った方向へ導く。
それはとても恐ろしい。

色々な人と話し考え、何百回と頭を巡っても答えは音楽や詩にしか自分には出来ないと感じた。
大きな力にはならないけど、こんな事をブログにも書こうと思った。
人には役割があり其々の正義や光がある。
それを信じて手を繋ぎ輪を広げて生きていこうと思う。