2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

それを霹靂と呼ぼう

上手くいかない時、死にたい時もあるとブルーハーツも歌ってた。 本当に上手くいかない事だらけ。でも死にゃあしない。

ナギユエ

波に揺蕩い浮かんでいた僕はなんて空が綺麗なんだと漂流している事も忘れ誰かに教えてあげたいなどと呟いて好きな歌を歌ってた緩やかに押し戻され眼を覚ませと都会の雑踏が掻き鳴らせよ急げよと餌を千切り貪る鴉が鳴いた「煩えなぁ」ギザギザ型周波数の波に…

残花、謳歌、零

とても静かな生活で豊かでなくとも温和な毎日それでも足りないそれでも欲しいと貪欲さが唸る常習性や過剰を受け入れて昇華するのは吐き出した血の音楽だけ君も君も何処かに離れて残された私の花畑いつか私も消えて花も枯れていく 種はあるかは解らない何処か…

誰かの処まで

沢山歩んで沢山ご飯を食べて沢山おやすみなさいそこら辺に沢山幸せはありそうだけど実はそんなにないよ好きな事を見つけては何かになるとかそんなの未だにずっと解らないけど沢山あればきっと素敵だよ

パカパカ

麒麟が歩いています立ち止まりました数キロ先の火山に雪が積もっているからです麒麟の首を登って頭に到着した猿オカピー4匹も麒麟の体の下に入りいつもと違う火山を皆で観ていましたそれを狩猟に来ていた人間がみるとなんだか愛おしくなり狩猟という生業を辞…

この幻は綺羅、現して

扇が綺羅の袖が ヒラリと裏側で曲調を変え 氷雪もマグマもクスッと微笑む伽藍から長髪の鋼の意思の巫女が忍足で絹を織り絹を繋ぎ着物に変えていくあぁこの現し有限の安息は 選ばれ揃え様が何にも形容なく刹那色と云われた君にも飾りも要らぬ程透き通り無限に

詩世

未来は忘却の彼方か 菫色季節と果実の花生命に咆哮し大地に還るが運命よ理は囀り闇は密かにと君を癒せば曇りなき少女の孤高の詩も空に消える掌で掴もうとするが消えて遥か遥か紅葉は果てし蒼く詩世の下限の月夜が奏で緩く奏で緩く兎は演舞を弾きて我は造花に…