2015-12-21 ナギユエ 波に揺蕩い浮かんでいた僕はなんて空が綺麗なんだと漂流している事も忘れ誰かに教えてあげたいなどと呟いて好きな歌を歌ってた緩やかに押し戻され眼を覚ませと都会の雑踏が掻き鳴らせよ急げよと餌を千切り貪る鴉が鳴いた「煩えなぁ」ギザギザ型周波数の波にアスファルトは冷たく悪臭と醜悪の中で癒されるとは何たるかを知らない人の中で何度も確かめては異相遠からずと頷くこの場所のこの時代に生まれてきたのは70億分の1の知らぬまま存在する君にすれ違う為ではないだろう