2015-01-01から1年間の記事一覧

心香り

青年は国境を越え新しく作られた国に着いた銃も麻薬もなく安全な場所と聞いたから夢を追って来た少年は連れて来たオウムとギターを弾き楽しげな歌を歌った通る人は何もないかの様に通り過ぎた少年は次の日も歌った少ないお金で果物を買い殆どをオウムに食べ…

命の針路

球根から芽が出てねそれはとても素敵な空想で命の始まりとは無垢で終わりを知らないままどんどん伸びていくんだよ分岐は葉でそれは腕や脚の様に選択ではなく体現なのだといつか球根から花が咲いてねそれはそれは綺麗なんだよ

生まれた日

誰に頼らなくても生きられる。それはとても強い事だけど、とても大変でとても寂しい事。強請るな勝ちとれと何かのアニメで言っていた少年には強請れる環境と仲間がいた。彼がずっと1人だったら、はたしてそんな言葉は必要だっただろうか。人を信頼出来るまで…

幻想

とても素敵な街だけど。吉祥寺からそろそろ出れるかな。何日か前に夢で見たのは、夢でしか会えないのを自分で創り出したんだ。都合のいい形で。それは一言だけ。「⭕️ちゃん。もう進んでいいよ」って。自分で自分を操作して嫌気がさすけど、生きなきゃいけな…

月ノ楯

争い合う者許し合える事薬指位の宇宙を放つ輪私は記憶を唄うだけ安息も残像諸とも消されても構わないわそれ以外は望まない輪許し合えるきっと私達なら小指を絡ませて宇宙を創ろう私は月夜と唄うだけ理想も何千億の可能性や創造もいらないわそれ以外はあなた…

静かな風景

陽射し降り注ぐ丘で誰かが僕に呼びかける流れる川はそのままの揺れる木々は話を続けるよ友達との他愛無い話や日頃の生活の中で自分の存在を見つけないとここにはいられないよ陽射し絶えない丘でいつもの様に目を瞑り流れる思想や懐かしい歌を人々は伝え続け…

フォーリンフォーリン

音楽と踊りの星の夜で近くて遠い蛍の演あなたが優しさにふれた時そこには何ができたでしょう時の歩幅は緩やかにもうどうしようもない思いの中を彩り翔けるそれは皆が手を繋いだ円にそこに堕ちていきたい

永い様で

少し前の事。背中を押されても、とても動く事は出来ず、只々絶望の中で時間の過ぎるのを待った。好きなものは嫌いになり嫌いなものは見ない様にした。人を信用しない様に愛さないようにしようと思ってたけど、勝手にそうなっていた。けれど、仕事はしないと…

9月3日

川いつもより綺麗さ雲が竜巻みたいな形で天空に広がっている小さな僕の村は嵐の前ぶれだと騒がしいどうあれ今は気持ちのいい気温だ「雨でなく雪ならいいなと思う」高い山々に囲まれているこの村はここから出るには深い森を抜けないときっと向こう側には賑や…

掬水月在手

「水を掬えば月は手に在り」の意味を最初に聞いた時、鮮明に自分が見えたのを覚えています。禅は幾つか捉えがありますが。水を掬う行動をしなかったら美しい月は手に映らなかったと。よく考えて実行した人だけが、発見し美しい月(素敵な事など)も手に入れら…

空想少女

静かな午後それは優しい日壮美の中で感慨に香を焚く風は無垢でそれは優しい日空想少女は自由に空を飛ぶ空一閃二拍として波形からなる楽器を創る彼女の心を心を隠さなくていい蒼く蒼く帰路はどこまでも遠く蒼く蒼く帰路はどこまでも遠く色褪せる憶いなら消え…

風を待つルウ最後の別れ

今日できた詩とか明日には忘れてしまう事とかもの凄い大きな月とか流れる風とか僕の想いは外地球の全てとか一体何でできているんだろう太陽とか彼方の想いとか花とか明日は晴れるかとか明日は晴れるぜBABY彼方の顔とか移りゆく時代の中不自由だと思うのは速…

夏が来た

浮かれ様にも浮かれる要素が無く、毎年過ぎていく恒例行事。フジロック以外は。しかし、今年のフジは酷い。ソニマニには行きます。少し浮かれたいから。

梅雨に傘の空想をしている愚者

日々孤独と戦っている。友達からガスコンロを貰ったので、鍋でおでんを食べてみた。こんにゃくや大根が好きで、牛スジは止めといた。実家から送って貰った豆腐で出来たハンバーグはとても美味しい。しかし、高価で美味しい寿司などは1人では食べない様にして…

慰安

サブウェイでサラダ多め

柳暗花明

落雷と楽園の狭間で数を数えて舌を出す魔物と確かに投影したのか膳を辿りし月は班

時計の無い絵

時計の無い絵と老人はいつも同じ様に観てる小さい声でさよなら僕は涙が出そうになった上へ風は吹いているかい?上へ雲が流れて行く様上へ風は吹いているかい?上へ雲は流れて時計は回り続ける僕や彼女やそこらにいる猫にも現実逃避の僕はいつも何かを探して…

マギーは旅をしている

ユラリフランクな分身が空をボヤかした現実に情けないとマギーは大切な何かを忘れてしまったみたいだサングラスを外し何千マイルも向こうを眺めていた雷雲が空を覆うのよまるで心模様みたいにマギーはランランラン♪マギーは旅をしているランランラン♪ユラリ…

ガルフォードの丘

アルコールランプを灯して彼の話をしよう窓には白い蛾が止まっていてその奥には星の川黒い旗と赤い旗の戦闘が続く彼の和平を叫ぶ声は届かないいくる日かの戦闘の中声は少しづつ届き始めるガルフォードの丘には花が咲き黒と赤の旗が並べばガルフォードの丘に…

無題

天の杞憂神無月夕暮れの支配距離遥か日は近く粗ぶる巨大な竜巻が来る私達の全てを壊しても止まらずいつぞやの勇猛な人の碑もオイタワシヤ預言者のルウは15にも満たぬ少年それでも小さな村の長「何千年に一度の蝶花が咲く同じ時、私の抜け殻をあの丘に」と言…

シーガルズダークナイト

五月のそれは風(雨)の強い日傘だけを持って宛のない旅に出るのよ朝日が昇るその前に生きるという輝きを翼をそのモノを其れを挨と呼ぼう此暗闇を抜け鳥達は空を目指し逢いに行こう此暗闇を抜け君の場所まで君の場所まで逢いに行ける此暗闇を抜け君の場所まで…

一角獣

天を駆ける馬の背に乗り夢を見たそれこそが夢なのかこれこそが夢なのか分からなくなるよ目が覚めないから「星空は曇りだと見えないでしょ。でも雲の上なら大丈夫さ」と君は言うけれどそれより僕は何処に何をしようとも僕の生き方さ青い地球を通り過ぎて行く…